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予防接種(ワクチン)

Medical

予防接種(ワクチン)|高津区の小児科 二子新地ひかりこどもクリニック|二子新地駅徒歩1分

予防接種(ワクチン)について

予防接種(ワクチン)を受けましょう

予防接種(ワクチン)は病気を防ぐために必要な免疫を安全につける方法です。
予防接種(ワクチン)の対象となっている病気は、命や健康に大きな影響をもたらす重大なものばかりで、根本的な治療がなかったり、後遺症を残すものも少なくありません。
接種できる年齢になったら、体調の良いときに早めに受けておきましょう。

持ち物

  • 診察券
  • 保険証
  • 母子手帳
  • 医療証
  • 予防接種(ワクチン)問診票

※ 母子手帳に記録を残しますので、必ずお持ちください。
問診票の必要箇所をご自宅でご記入し受診してください。待ち時間が少なくスムーズに診療をお受けいただけます。

ワクチンのあれこれ

生ワクチン

毒性を弱めた生きた病原体を接種し、体の中で免疫を作ります。生ワクチンを接種してから次のワクチンを接種するまで27日以上の間隔をあけることが必要です。

  • MRワクチン
  • 水痘ワクチン
  • おたふくかぜワクチン
  • ロタウイルスワクチン
  • BCG
不活化ワクチン

病原体から免疫を作るために必要な成分を取り出して、何回か接種して免疫をつくります。不活化ワクチンを接種してから次のワクチンを接種するまで6日以上の間隔をあけることが必要です。

  • ヒブワクチン
  • 肺炎球菌ワクチン
  • 四種混合ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • DT(二種混合)ワクチン
  • インフルエンザワクチン(2023年の詳細はこちら
  • ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン
定期接種
  • ヒブワクチン
  • 肺炎球菌ワクチン
  • 四種混合ワクチン
  • B型肝炎ワクチン
  • BCG
  • MRワクチン
  • 水痘ワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • DT(二種混合)ワクチン
  • ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン
任意接種
  • おたふくかぜワクチン
  • ロタウイルスワクチン
  • インフルエンザワクチン(2020年の詳細はこちら
  • 3種混合(DPT)ワクチン
  • 不活化ポリオワクチン
注射を打つ赤ちゃん

B型肝炎ワクチンが2016年10月から定期接種になりました

B型肝炎ウイルスは、感染すると体に住み着いた状態(キャリア)になることがあり、肝炎や肝硬変、肝臓がんの原因になります。
ワクチンで予防できることを知らずに感染してしまったり、感染していることに気づいていない人も多いといわれます。B型肝炎ウイルスからこどもを守るために、しっかりとワクチン接種しましょう。
生後2か月で1回目、1か月後に2回目、さらに4~5か月後に3回目を接種します。3回目の接種まで済んでいるか再確認しましょう。任意接種でも受けることができます。

水痘ワクチンは、3歳までが定期接種対象年齢です

1歳になったら1回目、その後3か月以上あけて2歳までに2回目を接種しましょう。

日本脳炎ワクチン接種状況を再確認しましょう

  • 1期追加はお済ですか?
    初回の2回接種後、6か月以上あけて1期追加があります。
    まだ接種されていない方は接種しましょう(7歳半までは公費で接種可)。
  • 2期はお済ですか?
    9歳から13歳未満のお子様は、2期分の接種をしましょう。

おたふくかぜワクチンを2回接種しましょう

おたふくかぜで耳が聞こえなくなることがあります。
約1,000人に1人ですが、難聴が治らないことがあり、まれに両方聞こえなくなることもあります。
おたふくかぜによる難聴は、ワクチンで予防できます。1歳になったらMRワクチン、水痘ワクチンと一緒に接種しましょう。
3~5年後には抗体が低下するといわれますので、年長さんになったら2回目を接種することをお勧めします。

ロタウイルスワクチンは早めに接種しましょう

薬を飲む幼児

ロタウイルスは感染性胃腸炎の原因となる代表的なウイルスです。
ロタウイルス胃腸炎は、症状が悪化しやすいのが生後6か月から2歳までの乳幼児です。ご兄弟がいたり、保育園に通園している1歳未満の乳児では感染の機会が増えます。ワクチンを早めに接種して予防しましょう。
ロタウイルスワクチンは内服するタイプのワクチンで、2回接種と3回接種があります。どちらのワクチンも接種できる期間に限りがある(初回を生後14週6日までに接種することが勧められています)ので注意しましょう。

年長さんになったら三種混合(DPT)ワクチンを接種しましょう

マスクをする幼児

百日咳は、ワクチン(以前は三種混合、現在は四種混合ワクチンとして接種しています)を接種していても4歳ごろになると免疫が低下してしまうため、5歳ごろからかかってしまうお子様が増加することが問題視されています。
2018年から全数把握対象疾患になり、百日咳に罹患した患者さんの発生動向がわかるようなりました。2018年の年間の百日咳患者報告数は11,190例で、年齢別でもっとも多かったのが7歳をピークとした5~15歳未満のお子様でした。
小さいお子様がいるご家庭では、兄弟間で感染することもあり、重症化する可能性があります。川崎市内でも毎週一定数の百日咳感染が報告されています。
2018年8月、小児科学会から小学校入学前に「三種混合ワクチン(DPT)」の追加接種が推奨されるようになりました。また、11歳になると接種する二種混合ワクチン(DT)のかわりに三種混合ワクチン(DPT)を接種することも勧められています(ただし任意接種となります)。
おにいちゃんやおねえちゃんが百日咳にかからないように、そして赤ちゃんを守るためにも、年長さんになったら三種混合ワクチン(DPT)を接種されることをお勧めいたします。

ワクチン接種時の注意事項

接種前

  • 母子手帳は、予防接種(ワクチン)の大切な記録を記入します。忘れずに持参しましょう。
  • 接種当日、体調をよく観察し、変化がある場合には伝えてください。
  • 受診する時は、腕がまくりやすい服装だとスムーズです。

このような場合は必ずご相談を

  • カゼを引いている
  • 予防接種(ワクチン)を受けた時に体調が悪くなった
  • 卵や抗生物質で強いアレルギーがでたことがある
  • これまでにけいれんを起こしたことがある
  • 中耳炎や肺炎によくかかる
  • 現在、他院で治療を行っている

接種後

  • 予防接種(ワクチン)を受けたあと30分程度は、病院とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。まれに急な副反応が起こることがあります。
  • 接種当日は、激しい運動は避けるようにしましょう。
  • 接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位を強くこすることはやめましょう。

副反応が起こったときは

  • 発熱や接種部位が赤く腫れる、しこりを触れる、という副反応は比較的頻度が高い副反応です。通常は数日以内に治るので様子をみましょう。
  • ワクチンの種類のよっては、まれですが脳炎や神経の障害など重い副反応を生じることがあります。接種後の様子がいつもと違うなどあれば、必ず医師に相談してください。

VPDを知って、子どもを守ろう

VPDとは"ワクチンで防げる病気"のことです。ワクチンについて詳しく説明されています。

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