【頭の形外来】当院の治療実績をまとめました!
- 2025年3月7日
- 専門外来(アレルギー、おねしょなど)
当院では、2023年の9月から「赤ちゃんの頭の形外来」を開始し、約1半年が経ちました!
今回は、現在まで当院でヘルメット治療を行った患者さんの実績をまとめてみました。
【期間】2023年9月~2025年2月
【延べ患者数(治療中を含む)】55人
ここからは、現在までにヘルメット治療を終了した29人のデータをお示しします。
斜頭症(いわゆる「ゆがみ」):23人(うち6人は短頭症も合併)
短頭症(いわゆる「ぜっぺき」):6人
※中央値:5.1か月
ヘルメット治療は生後5か月前後に開始する人が多いことがわかります。
当院では頭の外来以外にも、2か月健診でタミータイムの指導、4か月健診で頭のゆがみの計測を行っています。
ヘルメット治療は一般的に生後4~7か月で開始することが推奨されていますので、定期的にフォローアップすることで効果的な治療につなげることができます。
【ヘルメット治療終了までの期間と計測値の推移】
グラフは横軸が月齢、縦軸はCA(Cranial Asymmetry:頭の対角線の差でみたゆがみの程度)で、差が大きいほど重症度が高くなります。
●治療開始月齢:生後3~4か月(治療期間の中央値:3.2か月)
●治療開始月齢:生後5~6か月(治療期間の中央値:4.9か月)
●治療開始月齢:生後7か月以降(治療期間の中央値:6.7か月)
●参考:短頭症(治療期間の中央値:4.8か月)
月齢がはやい段階で治療を開始した方が早く治療を終えることができることがわかります。
赤ちゃんの成長や頭の形の状態によって個人差はありますが、多くの場合、軽度のゆがみや正常範囲内まで改善することが期待できます。これは、頭の成長スピードに伴い、頭の形のゆがみも自然に整っていくためです。母子手帳に掲載されている頭囲曲線を見ると、生後5か月頃までは成長スピードが速く、その後は緩やかになる傾向があることが分かります。
治療開始月齢がおそくなると、治療期間は長くなる傾向にありますが、ゆがみの改善は期待できます。
また、ヘルメット治療は斜頭症に対してのよい適応とされていますが、短頭症もヘルメット治療を行うことで改善が期待できます。
【まとめ】
今回は、ヘルメット治療を導入して卒業したお子さんの実績についてまとめました。現在も20人以上のお子さんが治療を継続中です。
当院の外来では、ヘルメット治療導入の有無にかかわらず、1か月ごとに外来で経過をみています。ホームケアだけで頭のゆがみが改善した赤ちゃんも多くいます。
赤ちゃんの頭の形が気になる方、まずは計測からしてみませんか!
「赤ちゃんの頭の形相談会」
2025年3月28日(金)に看護師による「赤ちゃんの頭の形相談会」を実施します!
気になっていたけどなかなか受診できずにいたご家族の方、タミータイムを実践してるけどなかなかよくならない、ヘルメット治療について聞いてみたい、などなど。
赤ちゃんの頭の形について気になる方は、この機会にぜひご利用ください。おうちでできるゆがみ対策や、ヘルメット治療についても、看護師が丁寧に説明いたします。
参加者は抽選となりますので、下記URLよりご応募ください。
みなさまのご応募をお待ちしております!
https://forms.gle/MMSygW8YNouK6F4B6
★当院の赤ちゃんの頭の形外来の詳細はコチラ★