【重要】ロタワクチンが定期接種になります
- 2020年8月17日
- お知らせ
2020年10月から、ロタウイルスワクチンが定期接種となります。
【対象】
2020年8月1日以降に生まれたお子さんが対象となります。
【種類】
ロタウイルスワクチンには、ロタテック®(5価ワクチン、3回接種)とロタリックス®(1価ワクチン、2回接種)の2種類があります。
製造会社が異なるのですが、効果や副作用については、どちらのワクチンを選んでも同等と考えて大丈夫です。どちらを接種すべきか悩まれる場合は、お電話でお問い合わせください。
当院ではどちらのワクチンにも対応しており、当日医師の説明を聞いて決めていただいても大丈夫です。ワクチンについてご納得いただいたうえで接種することができます。
【腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)】
ロタウイルスワクチンは口から飲むワクチンで、内服後の腸重積症の副作用が問題となります。腸重積症は、腸と腸が重なり合って詰まってしまう状態で、緊急を要する状態です。
繰り返し不機嫌になったり、血混じりの便(典型的にはイチゴジャムのような血便)がでます。夜間でも救急外来を受診し、適切な処置が必要になります。
腸重積症は、低月齢で接種するほうが起こりにくいとされているため、ロタウイルスワクチンは生後6週から接種が可能です。
生後1か月健診以降、
・体重の増加が心配
・湿疹が増えてきた
・出べそが気になる
・相談しようと思っていたことを聞き忘れてしまった
などあれば、当院で「生後1か月半ご相談外来」として診察を含めてロタウイルスワクチンの接種も一緒に対応できます。どうぞご相談ください。
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為はご遠慮ください。