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子供も自律神経の不調に要注意!-高津区の小児科・皮膚科 二子新地駅徒歩1分-二子新地ひかりこどもクリニック

子供も自律神経の不調に要注意!

子供たちも健康を保持するためには、自律神経のバランスを整えることがとても大切です。

自律神経とは、体が疲れているときにも自動的に様々な体内の調節を行う神経です。この自律神経の働きが乱れると、体調にさまざまな影響が出ることがあります。

 

自律神経が乱れるとどうなる?

・体調不良:頭痛やめまい、吐き気や腹痛をきたします。

・睡眠障害:寝つきが悪く(入眠困難)、夜中に目が覚めやすくなったり、朝起きられなくなったりすることがあります。

・集中力の低下:学校の授業や日常の活動に集中できなくなることがあります。

・過度の疲労:少し動くだけで疲れやすく感じることがあります。

・イライラや不安:普段よりもイライラしやすく、不安定な気持ちが続くことがあります。

 

自律神経が乱れる原因は?

・長時間のゲームやスマホ:長時間同じ姿勢で画面を見続けると、体に大きな負担がかかります。夜遅くまで光の刺激を受けると、自律神経が興奮し、体が休息モードに入れなくなります。

・睡眠不足:最近の子供たちは寝る時間が遅く、睡眠時間が短くなっています。体を休める「副交感神経」が働く時間が少なくなることで、体調の乱れが起こります。

・ハードすぎる運動:適度な運動は必要ですが、大人顔負けのハードな練習は体に負担をかけ、調子を崩すことがあります。

ストレス:学校での友達や先生との関係、体のゆがみや寒暖差など、様々なストレスが自律神経に影響を与えます。

 

★自律神経のバランスを整える方法★

・規則正しい生活を心がけよう:なるべく決まった時間に食事をとり、最低でも6~7時間の睡眠を確保しましょう。

・自分なりのリラックス法を考えよう:お風呂にゆっくり浸かったり、深呼吸やストレッチ、ヨガなどでリラックスしましょう。

・適度な運動をしよう:ウォーキングやサイクリング、ダンスなど、しんどすぎず心地よい運動を行いましょう。自宅や駅の階段の上り下りでも大丈夫です。短い時間でもよいので、少しずつ毎日取り組むようにしましょう。

・食事内容も意識しよう:以下の栄養素を含む食品を取り入れて、ストレスに強くなる体作りを心がけましょう。

たんぱく質:肉、魚、卵、大豆製品など

ビタミンC:じゃがいも、さつまいも、パプリカ、キウイフルーツ、柿など

ビタミンB群:豚肉、レバー、牛乳、アサリ水煮、菜花など

カルシウム:乳製品、大豆製品、小松菜、魚類など

マグネシウム:大豆製品、海藻類、魚介類など

ビタミンE:ナッツ類、胚芽油、魚介類、大豆製品、緑黄色野菜など

 

良質な睡眠の確保も大事!

・規則正しい時間:寝る時間と起きる時間をなるべく一定にしましょう。朝起きられない場合には、早くなくてよいので、起きる時間をそろえるようにしましょう。

・夜の習慣:夜間の携帯やテレビの使用は睡眠2時間前までに終了しましょう。目と頭をリラックスさせることが大切です。

・お風呂:37~40度くらいの湯船に入ると良いです。

・朝の習慣:朝は光を浴びて、少しでも良いので朝ご飯を食べる習慣をつけましょう。

 

自律神経の働きは、成長・発達の過程で、ホルモンの影響や身の回りの出来事など、いろいろなことに左右されます。子供たちにとって、やはり元気に遊び、バランスの良い食事と睡眠をとることが何よりも大切です。

生活リズムに注意しながら、自律神経の乱れを予防しましょう!

 

以下に子供でも取り組めるヨガポーズをご紹介しますので、参考にしてみてください!

覚えやすくて楽しめる!子供に勇気を与える親子ヨガポーズ11選 | ヨガジャーナルオンライン (yogajournal.jp)

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