子ども、妊娠中、授乳中はワクチンを接種できますか?
- 2021年8月24日
- お知らせ
【子どもの接種】
お子さんの新型コロナワクチン接種について、効果や副作用に対しご心配の親御さんが多いと思います。
#新型コロナウイルスに感染したときの問題
命に関わることがあり、命に関わらなくても味覚や嗅覚の障害など健康を害する可能性があります。また、周囲の人にまで影響を及ぼしてしまいます。
罹患してよかった、ということはありません。
#新型コロナワクチン接種による問題
どのワクチンにも必ず副反応はあり、誰にでも起こりうるものです。重篤な副反応が起こることはありますが、非常にまれです。副反応で起きることの多くは数日で軽快します。
副反応は起こりうるものと許容し接種することで、自分が感染しない、周りの人を守ることができます。
若い世代の集団免疫獲得は新型コロナワクチン感染症を抑え込むためには重要であり、ワクチン接種は必要と考えております。
以下、小児科学会からの情報も参考にしてください。
小児科学会HPより
新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)
新型コロナワクチンに関するQ&A|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)
子どもはワクチンを接種することができますか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0044.html
【妊娠中、授乳中の接種】
妊娠中や授乳中の方も、新型コロナワクチンを接種することができます。
妊娠中に接種しても発熱や副反応の頻度は妊娠していない方と同程度といわれ、胎児や出産には影響がなかったと報告されています。
妊婦さんは新型コロナウイルス感染により重症化するリスクがあり、早産や妊娠合併症を引き起こす可能性もあるため、ワクチン接種によるメリットは大きいと考えられます。
また、新型コロナワクチンはmRNAワクチンで、その成分そのものは乳腺の組織や母乳に出てこないと考えられています。
授乳中にmRNAワクチンを受けた方の母乳中に新型コロナウイルスに対する抗体が確認されており、授乳中の子供を感染から守る効果があることが期待されています。
厚生労働省HP:私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html